こんにちは。心と体がゆるみ、リフレッシュできる旅が好きなジュンコです。
このブログでは、人気観光地の網羅情報というよりは、おすすめしたいと感じた場所を紹介しています。
温泉や公園、国内外の旅で出会った宿や、カラダに優しいグルメなど、体験して納得できたものを中心に綴っています。
静かにリフレッシュしたい方や、次の休日や旅先選びの参考になれば嬉しいです。
前回の記事では、沖縄本島にある聖地「斎場御嶽」を訪れました。
→ 沖縄③ 斎場御嶽の記事はこちら
そして今回は、その祈りの流れの先にあるといわれる場所、久高島へ。
久高島へ|安座間港から、島へ向かう
「あざまサンサンビーチ」バス停を降り、安座真港へは徒歩5分ほど。船は1時間半から2時間ごとなので、下調べは必須。
オレンジ色の屋根瓦のかわいらしいフェリーターミナル。

徳仁港到着|エラブ岩でご挨拶
高速船またはフェリーで20分ほどで徳仁港に到着。
港に降りてすぐ、先のほうに白いものが見えた。
気になって、少し高いコンクリートの壁を登って向かってみる。
そこにあったのは、小さな祠のような場所。
静かで、どこか張りつめた空気。
「お邪魔します、よろしくお願いします」
そんな気持ちが湧き、手を合わせた。
久高島は、昔は簡単に人が入れる場所ではなかったと
前日に出会った地元の方から聞いていた。
その話とこの場所の空気が重なって、自然と気が引き締まる。

入島協力金ポストと守るべきルール
港から集落へ向かう途中に「入島協力金」ポストがある。
島の歴史や文化、環境を守るためのもの。
実際に最北の浜には漂流物も多くて、こうした取り組みの意味を感じる。
島には、いくつか大切にされているルールがあります。
- 御嶽や拝所へは、入口までにとどめてる
- フボー御嶽(うたき)は常に立ち入り禁止
- 石や砂など、島のものは一切持ち出さない
- 海に入れるのはメーギ浜のみ
レンタサイクルで島をゆっくり巡る
久高島は、周囲約8kmほどの小さな島。
自転車で巡るのがちょうどいい距離感です。
港の近くに、レンタサイクルのお店がいくつかあります。

3時間で借りて走り出したものの、
私のペースで一周するには足りないと気づき、
戻って5時間に変更してもらいました。
ゆっくり景色を感じながら回るなら、
少し余裕をもっておくのがおすすめです。
島の中にはトイレが少なく、日陰もあまりないので、
水分などの準備をしてから出発すると安心。
道は舗装されていない場所も多く、
脚力が心配な方は電動自転車を選ぶのもよさそう。

御嶽や拝所|厳かな祈りの場
島の中には、いくつもの御嶽や拝所が点在しています。
位置関係はこんな感じ。

フボー御嶽(クボー御嶽)
久高島の中でも、最も神聖とされる場所のひとつ。
現在も立ち入りは禁止されていて、
入口から先は、完全な禁足地。
かつては「イザイホー」と呼ばれる
12年に一度の祭祀が行われていた場所でもある。
今は、後継者不足などにより、行われていない。

ハビャーン(カベール岬)
久高島最北端にある場所。
琉球のはじまりに関わる神話が残る、特別な場所とされています。
青い海と空が広がり、前日訪れた沖縄本島最北端の辺戸岬が見えました。

イシキ浜
イシキ浜は、神の島の中でも特に神聖とされる場所。
ニライカナイから五穀の種が流れ着いた、
そんな伝承が残っています。
浜へ向かう道は細く、木々の間を抜けていくような静かな道。
島東側の浜への多くは、細い道を分け入っていきます。

民泊で過ごす、島の夜

日帰りもできるけれど、
久高島に泊まることにした。
今回お世話になったのは、「小やどSAWA」さん。
一般の家の一室をお借りする、素泊まりの民泊です。
女主人のさわこさんは、静かでやわらかな方。
必要以上に干渉されることもなく、静かな時間を過ごしました。
夜ごはん|島の食堂「軽食はしまむ」へ
夜ごはんは、道で出会った方に誘われて「はしまむ」へ。
その方は、滞在中、毎日のように通っているそう。
小さなお店で、店内はすぐにいっぱいになる。
注文したのは刺身定食。
新鮮なお刺身に、少しコクのあるたれ。
素朴なごはんだけど、不思議と満たされる。
店の奥では家族が食事をしていて、
どこか“よその家にお邪魔している”ような空気。
食べ終わるころには、外で待つ人の姿も見えて、
長居はせずに店をあとにした。
朝ごはん|おばあと過ごす「ちばい小」の朝
朝ごはんは、「ちばい小」へ。
予約が必要とのことで、前日に電話を入れた。
「どこに泊まってるの?何時に来る?」
そんなやり取りも、どこかあたたさを感じる。
看板を見つけて向かうと、
石積みの塀と緑に囲まれた、いかにも沖縄らしい佇まい。
「おはようございます」と声をかけると、
「こっちから入って〜」と案内されて、掃き出しの戸から中へ。
そこはお店というより、家の居間。
ちゃぶ台に座って、テレビを見ながらゆっくり待つ。
運ばれてきたのは、焼き魚とへちまの炒め物、漬物に味噌汁。
素朴だけど、体にすっと入ってくるようなやさしい味。
この日は私ひとりで、
食後は女主人のおばあと少しおしゃべり。
気持ちがふっとゆるむ、やわらかな時間だった。

この島で感じたこと
まる一日、久高島で過ごして、
来たときよりも少し、余計な力が抜けた気がする。
清らかな静けさに整えられたのかもしれない。
島の人は気さくで、
自然と会話が生まれる居心地の良さがあった。
島の多くは聖地とされていて、
どこか人を寄せつけない雰囲気もある。
それでも、ゆっくり過ごすことでほどけてくような場所だった。
リンク・参考情報
記事で紹介したスポットや交通情報はこちらのリンクから確認できます。
久高島へのフェリー・高速船についてはこちら>>
久高海運の公式ホームページ記事内のスポットはこちらのマップで確認できます>>
旅のルートマップ
ここまで読んでくれてありがとう!
またリラックスできる旅のことをのんびり書くので、よかったらまた覗いてみてね。


コメント